便秘と下痢を治す

おなかの学習講座


10.医師の処方する便秘薬について


医師の処方する便秘薬には以下のものがあります。

新薬として処方されている薬

アミティーザ

(便の水分増加・2012年発売)

腸を活性化して腸液の分泌を増やして便を軟らかくする薬。

スインブロイク

(腸の刺激・2017年発売)

鎮痛薬により腸の運動を抑えてしまう作用を解除する薬。

リンゼス

(便の水分増加・2017年発売)

腸を活性化する薬。

グーフィス

(便の水分増加と腸の刺激・2018年発売)

胆汁酸が腸で吸収されるのを防げて、便の水分を増やすとともに腸のぜん動運動を誘発する薬。

モビコール配合内用剤

(便の水分増加と腸の刺激と潤滑性向上・2018年発売)

便に直接浸透することによる便の軟化や潤滑性を向上させ、かさ増しによる腸刺激などで排便を促進する薬。大腸カメラの時に腸を空っぽにするために使う薬で、腸の中がきれいに流し出されて爽快さが味わえる薬。

ソルビトール

(便の水分増加・歴史の長い薬)

糖で腸内の浸透圧を高めて便の水分を増やして軟らかくする薬。

既存薬として処方されている薬(市販薬としても多く普及している薬)

酸化マグネシウム

(便の水分増加・歴史の長い薬)

塩類で腸内の浸透圧を高めて便の水分を増やして軟らかくする薬。

センノシド系

(腸の刺激・歴史の長い薬)

センナという植物の成分が腸の中で変化して、腸を刺激してぜん動運動を活発にする薬。

ピコスルファート系

(腸の刺激・歴史の長い薬)

センノシドと同じく腸の中で変化して、腸のぜん動運動を活発にする薬。

解説

新薬も既存薬もお通じをつけるためのお通じ薬であることを知ることです。

新薬を1週間飲むと何十年の便秘が、完全に治癒するするとは限りません

便秘症は生活習慣も関連しているので薬が必要なくなるために、ご自身であらゆる情報を集め自分で試し服用しながら最も良い方法を見つけることと、
治すための期間を6ヶ月以内に目標を定めて取り組むことが大切です。

新薬を求めるにも医療費負担も少額ではありませんので、市販薬でも使い方で十分な効果を得ることができることを知っていただきたいものです。

医療費負担の参考例

リンゼス

3割負担の人 1ヶ月の薬代だけで1,620円+調剤負担金+受診料+交通費などを考慮すると高額になります。

アミティーザ

3割負担の人 1ヶ月の薬代だけで2,214円+調剤負担金+受診料+交通費などを考慮するとリンゼスの3割り増しになります。

酸化マグネシウム(マグミットなど)

3割負担の人 1ヶ月の薬代だけで150円+調剤負担金+受診料+交通費などを考慮すると薬代より他の支出が多くなります。

アミティーザも酸化マグネシウムと同程度の効き目と言われています。

市販されている酸化マグネシウムを購入して対策する方が一番経費が少なくて済むということです。

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